“遠い昔、女たちに宿った巫女性は燐光を放ち、共同体の辺縁の暗がりに潜む、神とも魔ともつかない何かを引き寄せた。そして両者は求め合い、心を通わせ、あるいは契りを結んだ。
時はうつろって今、島国のそこかしこに広がりはじめた空洞の中で、この世ならぬ感応の儀式が再び繰り広げられようとしている・・・”。
こんな幻想を写真で表現してみました。
※異界の住人たちの視点を借りて撮影しているため、“彼ら”は登場しません。
▶︎作家紹介 黒阿
趣味で写真を撮っています。寂れた場所や妖しい場所、普通の場所が好きです。
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